今回は化学で最も難しい問題集のひとつに数えられる「化学の新演習」を今回は取り上げます。
対象としては
- 使ってみた感想は?
- どの段階で使うべきなのか
- 難関大学志望なら使うべきなのか
- どのように使うべきなのか
と疑問に思っている人向けの記事となっています。
化学の新演習
化学の新演習とはこちら!
東大京大東工大などの超難関大学の人が最終的に取り組んでいることが多いです。
化学の新演習を使ってみた感想!
かなり難しい! その一言に尽きます。
ただ、解答を読んで理解できない!とかではなく、なるほどそうやって解くんだと納得できる難易度です。
問題に☆が1~3つ付いていますが、☆1つが簡単で化学の重要問題集Aレベル、☆2つは化学の重要問題集Bレベル、☆3つはめちゃくちゃに難しい問題を集めました!という感じですかね。
なので最初は☆1つのものから取り組むといいと思います。
化学の標準問題精講とどっちを使うべき?
化学の標準問題精講と比較されることが多いですが、私は現役時に標準問題精講を使い化学の新演習を使いました。
手っ取り早く成績を上げるなら標準問題精講で、じっくりと成績を上げたいなら化学の新演習だと思います。
どちらを選択するかは時間がどのくらい残っているかと大学のレベルも合わせて考えたいところです。
標準問題精講は私が現役時に一番好きな参考書でした。
とても解説が細かく本当にためになりました。
その結果入試で他の教科よりも点数は高かったです。
化学に関してはどちらもいい参考書なので時間がない現役生は標準問題精講、
時間がある現役生や浪人生は化学の新演習を選ぶと良いです。
最近の東工大の化学の入試問題は易化してきているので化学の新演習を使わなくても合格点を通れるとは思いますが、2016年の物理の難化を考えるとやっておいて損はないです。
化学に関してはいろんな問題を解くというよりも、考え方を自分の中に入れるというインプットの作業がとても大切なので、この参考書でそれを重視しながらやっていきましょう。
アウトプットは過去問練習でいいと思います。
またセンター(現:共通テスト)は知識問題も多く出るので、きちんと過去も練習しないとこの参考書をやっていたとしても満点を狙うことが難しくなります。
別の機会で無機有機で使った参考書を紹介したいと思います!