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【大学受験】英語長文問題集は実は3種類ある!?選び方を用途とレベル別に紹介

英語の長文問題集はたくさんあり、それゆえどれを選べばいいのか分からないという人がたくさんいると思います。

今回はそんな人に向けて、私が使った英語長文問題集を

・用途別

・レベル別

でご紹介します。

注意して欲しいのは、同じ長文問題集といっても、中身が全然違います!!自分の今の段階にあってないものを使うと大変なことになります!!(経験者は語る)

ですので、自分がどの段階に居るのか、どんな問題集を使うべきなのかを明確にしてから選び、使って欲しいと思います。

今回はその助けになれば幸いです。

用途は読み込み用(インプット)、問題の解き方を知る用(読めるけど解けない段階で使う)、演習用(アウトプット)

の3つに分けました。

まず知っておかなければならないのは、

英語長文の練習に入る時に、そこがアウトプットの場ではないということです。

つまり、英語長文でもインプットとアウトプットという段階があります。

私は単語や文法が終わったから、もうアウトプットの練習だと思って、英語長文問題集色々手をだしたんですけど、そうではなかったです!

きちんと英語長文の読み方というものを学ぶ必要があります。かつ、読めても解けないということが起こるので、その対策もまた必要になります。

流れとしては

英語長文を読む練習(インプット)→解き方を知る→演習(アウトプット)

です。

それぞれに適した問題集があるのですが、間違えて演習用の問題集などをやってしまうと、効率が悪くなると感じました。私は演習用の問題集からやってしまったので、本当に後悔しています。

また、このことを書いてくれてるサイトってあんまりないんですよね...是非参考にしてください。

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インプット用

基本的な使い方

流れとしては

まず解く→答え合わせ→何度も何度も音読をする

ここでは音読がメインとなります。音読をすることの大切さはいろんなところでいわれているのですが、本当に大切です。やらないのとやるのでは全く違います。

なんといっても読むスピードが速くなる。ということは問題を解く時間が増えるということです。

口からスラスラでてくるまで何度も音読します。最低でも10回はやりたいです。最初のインプットの段階なら50回くらいやってもいいと思います。

文構造を意識しながらしっかりと音読していきましょう。

音読の仕方はまた別の機会にご紹介します!

おすすめ問題集

大学入試英語長文ハイパートレーニング

こちらはレベル1~3まであります。

レベル1~超基礎編:高校基礎レベル

レベル2~センターレベル編:センターよりも少しだけ難しい

レベル3~難関編:マーチから早慶レベル

この問題集はそれぞれの文構造がとても詳しく解説されており、さらにCDもついているので音読しやすいです。

難関大学を目指している方も最初から難しいものを選ぶのではなく、レベル1から使っていきましょう。簡単すぎたら早く回して終わらせればいい話です。

レベルの選び方としては、本屋さんなどで立ち読みしてみて、7割ほど読めるものを選びましょう。全く読めない問題集を選んでも苦痛になってしまうので、読めるものから。

基礎英語長文問題精講 レベル:センター~二次

基礎と書いてありますが、基礎ではないです!気を付けて!

量が300文字程度のものが40題くらいありめちゃめちゃボリューム満点。

Amazonのレビューなどは割と低めなんですけど、英文がめちゃくちゃ良い。私は結構好き。

文法や英単語、構文を一通りやった後に、英語が苦手な人はハイパートレーニングの超基礎編を、英語が得意な人はこの基礎英語長文問題精講でもいいと思います。

これも何度も何度も音読して読み込むと実力はめちゃくちゃ上がります。英文が読めるようになる。

問題の解き方とかはあんまり載ってないので、問題を解けるようになりたい!という方にはあんまりおすすめしないですね。

設問解説も少なめですが、この問題集を取り組んでよくわからなければ、センターレベルに達してないので、他のもっと簡単な問題集に取り組んだ方がいいと思います。

あくまでインプット用です。

問題の解き方を学ぶ用

基本的な使い方

ここでは問題の解き方を学びましょう。

長文を読めても、解けなければ意味がありません。インプット編で読めるようになったら、問題の解き方を学んでいきましょう。

ここではまだ、問題を解くことに時間をかける必要はありません。とにかくどう解くのか、また、文法などの知識の漏れを確認しましょう。

おすすめ問題集

合格を導く英語長文Rise 読解演習

こちらはレベルが4つに分かれています。

レベル1~基礎編:高校基礎レベル

レベル2~基礎・標準編:センターレベル

レベル3~標準・難関編:センター~難関国公立・難関私立レベル

レベル4~最難関編:東大・早慶上智レベル

この問題集の特徴は解説がめちゃくちゃ詳しいという点です。他にこんなに詳しいものはないと思います。

やっておきたいシリーズよりも必ず先にやるべきです。

レベルの選び方は、先ほども書いた通り立ち読みして7、8割分かる程度のものを選びましょう。

または、最初は英語が苦手な人はレベル1から、得意な人orセンターレベルの英文が読める人はレベル2からでよいと思います。

スタディサプリ 読解編【肘井先生】

こちらは問題集ではないんですが、とてもよかったためご紹介いたします!

構文の参考書とか長文の問題集はたくさんあるのですが、英語長文の読み方はなかなかありません。

この読解編では英語の解釈を学びながら、英語長文全体の読み方も学ぶことができます。

また、長文のすべてを完全に読むことは限られた時間の中で不可能です。どの部分が大事なのかを確実に見抜く力を養えます。

塾に通ってない方や独学で頑張ろうとしている方はぜひ受講してみてください。

参考書にはない非常に役立つ情報が満載です。

演習用

基本的な使い方

ここまできたら、もうアウトプットの練習です。今まで学んできた文法・単語・構文や問題の解き方などを実践的に使ってみる練習をしましょう。

材料がそろっていても料理しなければ意味がありません。

材料はそろっているので、あとは徹底的に演習をしましょう。

演習をする際に重視するのは、良問が多いこと、問題形式が過去問に似ている、良い題材、量が多いなどです。

おすすめ問題集

やっておきたいシリーズ

300、500、700、1000の計4冊あります。これは大体の語数を表しています。

多くの人は500か700までで十分です。1000は超長文がでる大学志望の方だけでいいと思います。

東工大は超長文が頻出ですので、過去問前の演習におすすめです。

おそらく超有名問題集だと思われます。

それゆえ、最初に手に取ってしまう人が多いのですが、ダメです!!!

これは本当に演習用なので、最初にやるようなものではありません。ただ、問題が解けなくて泣きたくなるだけです(経験者は語る笑)

演習段階に入った瞬間に凄さがわかります。適切な問題量に、良問がたくさん。いろんなタイプの問題があるので、偏りなく演習できます。

そんなに読み込むものでもないので、一通りさっと取り組んだら、時間があれば音読して、なければ過去問演習に進みましょう。

番外編

関正生の英語長文ポラリス

標準レベル:センターレベルだが少しセンターより少し難しい?

応用レベル:マーチ~地方国公立レベル

発展レベル:早慶上智~難関国公立大学レベル

はい。番外編を設けてしまいました...だってこれ分類するのむずかしいんだもん(言い訳)

この問題集は浪人の後期に使用したので使い込んだ感はないのですが、結構お気に入りです。

理由は

  • 題材が面白い
  • 最新の話題が提供されているので、演習に最適
  • 音読がしやすい(音声がダウンロードできる)
  • ハイパートレーニングのようにSVOCがしっかり記載されているので、インプット用としても使える

こんな感じで、インプット用としてもアウトプット用としても使えるんですよね。すごい。

他の問題集は発売されてから結構時間が経っていたりして、題材が古いことが多いんですけど、これは最新の話題を取り入れていることから、読んでいて面白い。

飽きないで続けることができました。

ただ、標準レベルでもセンターのちょいムズレベルなので、初心者はハイパートレーニングから始めた方がよさそうです。


以上です!これらは私が使用したものなので、使用していないものに関しては表記がないのですが、

これらの問題集を使おうと迷っている方とか、何を使えばいいのか迷っている方に参考になればうれしいです。