現在学部生で、大学院で奨学金借りたいけど返せるか不安...
返還免除制度あるらしいけど、どのくらいの業績が必要なの?
満額返還を受ける方法が知りたい!
一部の超頭いいひとだけが返還免除受けられるんだろうな~と思ってません?
私は思っていました!笑
バカだから可能性低くない...?そんなに業績ないしどうしよ...と。
でも!!なんか満額返済免除いけた!!ほんとうれしい。もうハッピー
- 誰でも満額免除返還を受けられる可能性あり
- ただし、研究室の先生と大学による
- 業績獲得チャンスはゴリゴリに自分で取りに行くんだ!
これだけの業績叩き出しておけば行けるかも...!参考にしてください。
返還免除受けるコツなどもご紹介します!
日本学生支援機構の第一種貸与型奨学金とは
日本学生支援機構(JASSO)は無利子で奨学金を貸してくれる一番有名な団体です(もちろん有利子もあり)。
第一種貸与型奨学金だと、修士は月に最大8.8万円/月、博士は最大12.2万円/月借りられます。
親の年収関係なく借りられるので、全部自力で生活ゴリラマンにとって最高の制度。
ときどきいるもんね、親が一銭もだしてくれなくて、でも親の年収結構あるから給付も貸与奨学金も申請通らないひと。。。あたーし
(私の場合は親の年収が微妙に審査基準を上回ってしまう隠れ貧困なだけ)
申請がちとめんどく、保証人を立てる必要があります。親や親せきの保証or機関保証を選びます。
金ある家ではなかったので、保証人になってくれる人もおらず(悲しい)、機関保証を選択。
ちなみに機関保証に毎月3000円くらい持ってかれます。なんでよ。振り込まれるのは月8.5万円くらいだった気がする。
全額免除が通るとですね、この毎月3000円奪われていたお金がなんと戻ってきます!!!びっくりしました本当に!!うれしすぎた
奨学金返済免除制度とは
特に優れた業績による返還免除制度があります。
奨学金を借りた学生が一定の条件を満たすことで、奨学金の半額または全額を返済する必要がなくなる制度のことです。
対象者
大学院(修士課程・専門職学位課程・博士課程)第一種奨学生で、当該年度中に貸与終了する人。
大学ごとの推薦で免除者が決まる
大学ごとなんですよ、、審査が、、大学ごとに公平に免除の枠が割り振られます。
だから東大とか京大とか頭いい大学の人達はマジで大変。頭いいひと同士で殴り合い
地方大とか、偏差値低めの大学とかの方が俄然有利です。正直なところ。
貸与している人のうち、約30%が推薦されるみたいです。とはいえ、実際は返還免除の申請をする人が何割いるのかわからないので、そこまで成績や業績が悪くなければ半額免除くらいはいけるのでは?と思っていたり(私の研究室の先輩は大体半額免除もらっていた)
推薦されたらほぼ確実に半額免除です。おめでとうございます
推薦された人のうち、上位2割が全額免除。それ以外が半額免除になるそうです。
推薦の基準が結構ブラックボックスなので、大学によって違うと思います。学科ごとに分けているのか、分けてないのか、のちにお話しする「評価基準」の重みづけも違う気がしますね。
東工大は先生の話聞いていた感じ、学科ごと?ぽい気がします。
当方生命系の学科ですが、明らかに論文だすスピード遅くなりますもんね。情報系とかと比べると。その辺配慮している感じはちょっとしました。
返還免除内定制度
大学院に入学し、第一種奨学生に採用された1年次を対象として、貸与終了時に決定する業績優秀者返還免除を内定する制度です。
日本学生支援機構
私の時にはなかったのですが、内定制度ができたみたいです。めっちゃいいな。。。
ただし!!これ、親の所得によって決まるっぽい(大学学部等の就学支援新制度を利用しているor非課税世帯が対象)なので、親の所得まあまああるけど、授業料や生活費自腹学生は使えない。。つら
▼詳しくはこちらの「返還免除内定制度」をご覧ください
特に優れた業績による返還免除
返還免除申請の日程(忘れたら全て終わる)
こういった奨学金関連の書類申請は締め切りシビアなので、早めに動かないと間に合わないという事象が発生します。気をつけよ。
流れとしては以下の通り
- 修士2年の12月に返還免除申請を行う
- 修士2年の3月に実績を提出する
- 大学から「あなたを推薦しました」メールが5月~6月頃に届く
- 卒業年の7月下旬に結果通知
赤字超重要だから!!テスト出るから!!これで脱落している人結構いそう。
7月下旬にくる通知で半額か全額かわかります。
JASSOが定める評価基準
推薦される評価基準は以下の通りです。
項番 | 業績の種類 |
---|---|
1 | 学位論文その他の研究論文 |
2 | 大学院設置基準第16条第1項に定める特定の課題についての研究の成果 |
3 | 大学院設置基準第16条の2に定める試験及び審査の結果 |
4 | 著書,データベースその他の著作物(第1号及び第2号に掲げるものを除く。) |
5 | 発明 |
6 | 授業科目の成績 |
7 | 研究又は教育に係る補助業務の実績 |
8 | 音楽,演劇,美術その他芸術の発表会における成績 |
9 | スポーツの競技会における成績 |
10 | ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績 |
11 | その他機構が定める業績 |
たぶん、普通の学生なら太文字にした1,4,5,6,7,10に該当する業績は出せる可能性ありでは。
私の業績
学位論文その他の研究論文
え、、論文ださなきゃだめなの...??(涙目)
と一瞬思いますが、学会発表とかでもOK。
論文だすor学会発表ってかんじ。日本語の論文でもいいらしい。
- 筆頭著者・英語論文1件
- 共著・英語論文1件
- 国内学会での口頭発表3回
筆頭著者で出せたのが大きすぎる~~!
察しているかもしれませんが、英語論文、国際学会の口頭発表の方がポイント高いです。
著書,データベースその他の著作物(第1号及び第2号に掲げるものを除く。)
これたまにいます。研究室によってこの業績とりやすそう
- なし
発明
特許ですね。運よく企業との共同研究をしていたので、特許ありました。
- 特許2件
授業科目の成績
いうまでもなく。あまり評価点数的には高くないです。が!同じような業績を持つ学生がいた場合、確実に成績を見られるので高ければ高いほどいいでしょう。
全額免除狙っている人、絶対成績いいじゃんな...?
- GPA3.5
研究又は教育に係る補助業務の実績
学部生の実験授業のために、院生がTAに駆り出されたりします。まさかの業績に入ります。
私これ知らなかったんで、いっっっさいTAやってくて1点も入ってません。おい。
- ナシ(ツライヨ)
ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績
ボランティア???業績にはいるの...?
人格できてないのでここもスルー
- ナシ(ツライヨ)
なぜ全額免除の推薦をもらえたのか
何をどう考えても、筆頭著者の英語論文だしていたことですね。
これ私がすごいわけじゃないすよ。
もちろん研究室の中で一番真面目に研究していたのもありますけど、先生が論文だしてみる?って言ってくれたんでだせたんですよね。修士1年の夏には出てた。(そして就活にも使えた。。)
先生が最高すぎたんですよ。もうほんとに。
全額免除を受けるためのコツ
正直言って、先生ゲー研究室ゲーです。
所属する研究室が学部生とかにもガンガン学会発表させるようなところだったら、業績稼げまくるし、そうじゃなかったらもうお通夜。
学生(学部生、修士)で論文どしどし出そうぜの風潮があれば、共著で名前書いてもらえる可能性高くなるし、何より自分も筆頭著者として出せる可能性高くなるし。
全額免除もらえるかの競争は、大学院入る前から決まっているんだ!!
研究室選び気を付けてね!業績だせそう、先生が出させてくれそうなとこいくんだぞ。
まとめ:全額免除ガンガン狙っていこうぜ
上位の大学はなかなか内部の争いが大変なところもありますが、平凡of平凡の私が必死に研究し続けたら、なんとか全額免除をいただくことができました。
研究室選びがすべてなところある!あとは研究テーマの運とかもあるけど、特別な才能が無くても、めっちゃ地頭弱くても、なんとか手が届くのが全額免除!がんばれ!
この記事の内容をまとめて終わります!
- 誰でも満額免除返還を受けられる可能性あり
- ただし、研究室の先生と大学による
- 業績獲得チャンスはゴリゴリに自分で取りに行くんだ!
▼金に困っている学生たちよ、これも参考にいかが
真面目にコツコツ研究すれば、才能なくとも返還免除受けること可能です!ガチで