東工大に合格するために現役時&浪人時の使用した参考書を全部ご紹介します!今回は第二弾で数学です。
塾に通わずに以下の参考書や問題集をやって受かることができたので、独学で受かりたい!と考えている人の助けになればいいな。
第一弾の英語はこちらから。
数学もいろいろ迷走したなあ...。
ここで紹介する参考書や問題集を使って私は東工大と早稲田に合格できました。
東大合格レベルに達していたかはちょっとわからないですが、大抵の難関国公立や私立、旧帝大、早慶は乗り越えられるのではないでしょうか。
地頭は終わっているので、これらの参考書でゴリ押しして合格を掴み取ったので参考になれば!
本格的な受験勉強は高校2年生から始めました。そのため、高2からの記録です!ルートみたいな感じにちょっとなっている。
高校2年生で使用した参考書・問題集
青チャートⅠA ・ⅡB・Ⅲ
時期:ⅠAは1年生、ⅡBは2年生、Ⅲは2年生の1月~
定番の青チャート。時間がある人はやると力がつくと思いますが、そうでない人は手を出したら...終わらない地獄が待っている...
問題が大量にあるので、基礎が出来上がった人が演習ちょっとやってみるか+もうちょっとインプットもしたい人向きです。
私は最初のインプット用にこれを選んでしまったので大後悔しておる...気を付けよ...
今選ぶとしたら基礎問題精講かな..(あの緑色のやつ)。それを高校3年生になるまでに終わらせていれば青チャートでもいいかも。
多分これ使う人は中高一貫校で早めに大学受験の範囲の予習が終わった人とか。公立高校の人とか、塾行ってない人とかはこれ使ってインプットしようとすると途中で死にたくなるのでやめとこ。薄っぺらい参考書や問題集を高速で回す方が効率的。今受験生に戻ったら絶対そうする。
大前提なのは、青チャートやらなくても別に合格できるよってことです。自分の実力と時期を踏まえて選択しておくれ。
入試精選問題集 理系数学の良問プラチカ 数学I・A・II・B・C
時期:1月~
控えめに言ってむずいっす。うん。
この時期で手を出していたけど、他にやるべき参考書はあった...。今なら高2でやらん。
どちらかというとアウトプット用の参考書なので、きちんと土台を作ってからやりましょう。
最初からやるには難しい。ちょっと~2Bまでインプット終わったからやるか!って感じで手を出すとやけどするぜ
高3夏以降で十分間に合う。
高校3年生で使用した参考書・問題集
ハッとめざめる確率
時期:4月~
これは確率に特化したものです。確率が過去問等で確実にでる、かつ他の分野はまあまあ仕上がってきたけど確率がどうしてもよくわからないという方におすすめ。高3~で全然いいです。
私は好きですが、まだ土台がしっかりしていない人がやると難しいかもしれません。とりあえず、数1A~数3の基礎が一通り入ってからやると内容がわかるはず。
東大、京大、東工大を受ける人はやっておいたほうがいいかも。確率分野だけではなく、なんというか数学脳を作り上げてくれるような参考書です。「暗記数学」から「考える数学」へと昇華させてくれるような、稀有な存在。やってみると面白いのでおすすめ。
ただし初心者向きではないし、やってみて全然わからんとなったらまだ自分の脳が理解できないレベルであるということ。他の参考書や問題集で数学脳を鍛えて、しばらくたってからまたやってみると見える世界が変わる。そういう本です(伝われ)
数学III標準問題精講 三訂版
時期:4月~
新しい四訂版も2024年2月に発売されるみたい。
そして自分の勉強記録を見て驚きました。
4月からやってる!!!!怖い!!!(公立高校出身なので授業は3年の12月に終わる、すなわちまだ4月とかは積分とか土台すらできてない)
やるにしても夏くらいからですかね~
標準とかいう名前語ってますけど、全然です。応用です。応用問題精講って改名しろ
ただ良い参考書です。基礎問題精講などの基礎的な問題集からこれにいくのは無謀なので、何か挟みたいところではあります。一対一とか。学校の教材とかでも全然OK。
焦って手を出すなよ!!爆死する(被害者は語る)
やさしい理系数学 三訂版 (通称やさ理)
時期:8月~
やさしいと書いて鬼畜と読みます。なんで数学の参考書ってうそつき多いの
数学ってそういう教科だからか
アウトプット用です。演習用。仕上げ用。
一般人は手を出してはいけません。容量が良い頭のいい人がやるやつ。一般人は手を出してはいけません(二度目)
問題の質は良い。しかし解説が少なすぎる。独学でやるの結構つらいです。ある程度実力がついてきた人がやるやつで、そのレベルにないのに手をだすとしにます(何回しんでるんだ)
多分、標準問題精講かやさ理で悩む人が多いのかな。
現役だったら標準問題精講やる。浪人して時間が有り余っているならこっちもやる。これやんなくても受かりますので無理すんなよ
微積分/基礎の極意―大学への数学
時期:4月~
またまた怖い...4月からやってるよ...
東工大は微分積分が多いのでこれをやるといいよという噂から手をだしました。
正直、時間がない人はやらなくてもいいと思います。やるとしても、ある程度数学が完成してきてから。全然必須じゃない。
が!!東工大志望の人はぜひやっておきたい。他にも微積が良く出てくる旧帝大以上の大学はぜひともやりたい。
数学って楽しいなとなる可能性が高い、受験のための勉強を超えた学習ができる珍しい参考書。数学が好きな人はやると楽しいかもしれない。
一対一対応の演習/数学3 微積分編
時期:10月~
完全に順序が逆です。チャートの後にこれやればよかった。
一対一対応はやる人を選びますが、力はつきます。早慶、東工大狙うレベルの層なら問題なくやれると思います。やってる人が多いので、これをやれば他のライバルたちと同じ力を付けられるという安心感も(?)
完全初心者にはつらいですが、どっちかというとインプット用なので、さらっと授業受けたとか、基礎系の問題集終わった人がやるのが一番いい。
薄っぺらいので、高速で何周も回せばある程度の入試問題は解けるようになります。さすが東京出版さま。
オリジナル・スタンダード数学演習3C 受験編
時期:12月~
学校で使っているやつ?なんですかね。
学校の先生にコピーしたものを渡されてやってました。なので普通に買おうとすると中古がメインになるかも。
割と好きで、受験期直前までやってました。これも仕上げ用・アウトプット用です。数学好きの人にはちょっと退屈になるかもだけど、あほには使いやすかった。
浪人時代に使用した参考書・問題集
一対一対応の演習 数ⅡB
時期:3月~
これも基礎的な参考書として取り上げられていますが、全くの初心者が手を出すのものではないです。数学が得意な方はこれからでも行けるかもしれないですが、私だったら無理かな。
復習で何周かしました。ポイントがしっかりしていてわかりやすかった。現役時代にやりたかったあああ。高3春~夏くらいまでには終わらしておきたい。
基礎が終わって次のステップアップに使う参考書っていう感じ。大分ステップアップできるでこれ。
新数学スタンダード演習・数学スタンダード演習 大学への数学
時期:4月~9月
はい。おなじみ大学への数学シリーズです。
一対一対応をやったその先の問題集です。問題数が半端ないので、めちゃくちゃ時間がある人向けです。実際私も記録をみると9月までやってます。大体5カ月か6カ月かかると思ってください。
これをやったあたりから数学に苦手意識がなくなってきました。
新数学演習 大学への数学
時期:10月~
スタ演と入れ替わるようにやり始めました。東工大で数学で点を取りたい、東大・京大受ける人向け。
めちゃくちゃ難しいのですが、これを乗り切れば後はもう過去問演習で問題ない。同じく時間がかかるので、現役生で「ちょっと時間ないぞ、、、」ってなってる人はこれやらないほうがいいかも。消化不足おこしちゃう。
佐々木隆宏の整数問題が面白いほどとける本
時期:不明だけ多分夏
これはよいです。本当に基礎の基礎から書いてあり、ステップアップが期待できます。
東工大は近年ほとんど整数がでているので対策として買いました。整数ができなさすぎて...。
志望校が絶対に整数でるor整数が意味不明でわかりません!
っていう方におすすめ。
数学 軌跡・領域 分野別標準問題精講
時期:不明、1月とかかも
完全に仕上げようとして使いました。軌跡の問題がまとまっているものは他にないのでこれ一択。
ただ最初からやると地獄を見ます。ちゃんと軌跡の基礎ができてから使うんだよ!!!
浪人時代総括
浪人時は以上です。主にスタ演と新数学演習を使っていました。これだけで十分数学の実力を上げられます。
他の参考書に色々手を出すと、結局消化不良になって実力がつかないという悲劇が起こる可能性あり。
地方国公立の入試を問題なく解けるくらいになった&入試まで時間が10か月~1年ほどある人ならスタ演と新数学演習だけで東工大や旧帝大はいける。まじで。(東大もいけるんかな。。)
東工大志望の癖に数学が一番苦手という地頭皆無女が断言する。
さいごに
結局はやりこめるかどうか。色んな参考書に手をだして、解いて終わり、次に行くというのが一番最悪です。受験終わってから気づいた(ばか)
大学への数学シリーズってやっぱり入試の数学に近いといいますか、入試問題にビビらなくなる。入試問題見て、何これ見たことないけど...無理やんけ...ってどっか見つめて発狂しなくなるで。...同じ人いてくれ
数学は以上です!
英語編と物理編はこちらから⇓