大学受験でZ会を使用しました。Z回についての第二回目の記事です!
詳しくはこちら:高校生のためのZ会
第一回目はこちらをご覧ください。主に内容について取り扱っています。
今回は主に
- どうして使い始めたのか
- 受講した感想
- メリット・デメリット
- おすすめ科目は?選び方は?
- おすすめの使い方
を宅浪時に使用したゆうみが解説いたします!
使い始めた理由
私が使い始めたのは浪人生になってから。
英語の添削だけでもやってもらおうか、と思ったことがきっかけでした。
色々見た結果、取るのは英語と数学と物理にすることにしました。
理由としては
英語…東工大の入試は完全に記述のために、書くことが重視される。添削をしてくれる先生などがいない今、通信に頼ることにした。添削目当て。
数学…配点が300/750と、数学の配点比率が大きいため、数学が合否の鍵を握る。また、これも完全記述のため、添削してもらいたかった。(模試や入試で実感したのは、意外と自分では出来ているつもりでも、点が来なかった。これは記述が不足しているのではと考えた)
物理…入試で撃沈した科目。1年間やってきたはずなのに、全然できず、基礎からやり直そうと決心した。
これらの点からですね。化学を受けなかったのは化学が得意だからというのと、化学は選択問題が多いので、添削はいらないかなと思ったからです。
受講した感想
4月から始めて、翌年の2月まで続けました。
浪人生だから時間たっぷりあるし、大丈夫だろうと鷹を括っていたのですが、これ追われますね、結構。
1か月で2回の添削問題を解くのですが、私の場合3科目とっていたので、合計6回分の添削問題を解かなければならず、大変でした。
あまりにとりすぎると結構大変になるので、数は絞った方がいいです。
よく内容の事知らずに、添削問題しかないのかと思って受講したんですけど、
本科だけだとは思いますが、テキストのようなものがあり、毎月の冊子は8月までは50ページほどありボリューム満点です。(添削問題だけの月は12ページほどしかない)
このテキストを全て終わらすだけでも時間がかかります。
ただ、このテキストの内容がとにかくすばらしい。私が欲しかったような情報が全て載っている。
痛いところに手の届くというか。参考書ではまず見たことのない構成です。問題の解き方だけではなく、道筋をしっかり示してくれます。実際に見てほしい。
メリット・デメリット
メリット
- 添削が受けられる
宅浪生だと本当に添削してくれる人がいないので、合ってるかが分かるのが模試しかないんですよね。そのデメリットを解消してくれるのがこの添削サービスだと思います。
- 焦りが生まれる
浪人生の中には夏明けるまでは現役時の時より焦りがなくなる人もいると思います。それを解消するのにはうってつけかな。
定期的に取り組まないと溜まっていくので、やらないと!という焦りが生まれます笑
月二回で提出を求められるので、計画が必然的に立ちます。
デメリット
- 添削に差がある
添削が人によって違うので、酷い時もあれば、すごく丁寧に添削してくれる時もあります。
その時々によって質が変わるのはデメリットかな。
- サボりやすい
管理してくれる人がいないので、本当にやらなくても日が過ぎていき、気づいたら提出期限過ぎてた...なんてことが起きてしまいます。
自分で計画立てながら頑張らなければならないところです。
おすすめ科目は?選び方は?
個人的に、基本は英語と数学だけで事足りると思います。物理は取らなくても良かったかな。
両方取ってもいいですし、1教科だけでも取るのもありです。
数学と英語どちらか選ぶなら、
数学を選ぶべき人→配点が高い、記述がメイン、既にインプットを終えた
英語を選ぶべき人→配点が高い、長文の解き方を学びたい、英作文や和文英訳が多い
参考にしてください!
また、途中から完全に演習になるので、インプット用として受講したいと言う人がいれば、3月から始めることをオススメします。
反対に演習だけしたい!という人は9月以降にとり始めればいいんじゃないかと思います。
難易度・対象
内容の難易度としては東工大レベルでも、最初から東工大レベルの問題ではなく、徐々にレベルが上がっていくように感じました。
難易度としては受けた中で難しい順から
数学>英語>物理
だと思います。(個人の感想です)
ただ、基礎が終わってない時点でこれを使うとかなりきついのではと思うので、高3生で全然授業が終わってない・予習もしてないという人がいれば、数学は使うのを避けた方がいいかもしれません。
夏から一気にやるとかでもありです。
英語は高1高2である程度勉強してきてると思うので、テキストも参考になる部分が多いし、使ってもいいと思います。
使い方
添削をしてくれる通信教材なので、アウトプットとして基本的には使います。
もちろん、冊子にはポイントなどが書かれており、参考書のようにつかえるのですが、やっぱりメインは添削です。なのでインプット用として使うのは難しいのではないかというのが、個人的感想です。
以上のことを踏まえ、各科目の使い方を述べます。
英語
英語はテキストが素晴らしいです。
現役時に知りたかったことが沢山書いてあります。参考書等では、文法や構文・解釈などは学べるんですが、英語長文全体の読み方・解き方って書いてないんですよね。
そこに手が届いているのが、このZ会の英語かスタディサプリの肘井先生の英語です。
Z会を受ける余裕のない人は是非スタディサプリを受けてみてください。私はかなり感動しました。
加えて、入試で記述がかなり出るのならば、添削が効いてきます。自分で判断できない部分が大きいので、これを利用しない手はありません。
記述がほとんどないならば、スタディサプリで十分かと思います。
数学
数学は本当に難しいです。一筋縄では行かない問題ばかり。
ただこれがいいんです。直ぐに解答が思いつくような問題は解いても意味がありません。
考えて考えて解くというのがアウトプットの練習になります。
これは英語とは違って添削・アウトプットメイン使いたいところです。
今回は以上です!参考になりましたでしょうか。もっと知りたい!という方は高校生のためのZ会を見ていただければと思います。